仕事や育児で忙しい女性におすすめのスキンケアのポイント

日々の積み重ねが将来のコンディションに直結しますから、忙しい毎日でも、スキンケアは朝晩欠かさず行いたいものです。

そこで今回は、仕事や育児といった毎日の「忙しさ」に直面しながらも、あきらめずにご自身のスキンケアを行うためのポイントを紹介します。
毎日頑張っているあなたの日々を、より輝かせるヒントとなれば幸いです。

まずは基本のスキンケアルーティンをおさらい

基本的なスキンケアは、最初に洗顔を済ませ、そのあとに化粧水と美容液、最後に乳液・クリームで肌を保湿するという流れで行います。ここでは、一般的なルーティンを改めて紹介します。


洗顔

保湿する前に、顔を洗って不要物を落とします。
起床直後であれば、顔は汚れていないように見えるかもしれませんが、実は睡眠中に分泌された皮脂や見えないほこりが肌に付着しています。これらの汚れは、放置していると毛穴を詰まらせて肌のトラブルにつながる可能性もあるので、洗顔料を使ってしっかりと洗い落としましょう。

一日を過ごしたあとのスキンケアでは、洗顔の前にクレンジング(メイク落とし)の工程が入ります。なお「W洗顔不要」と記載されているアイテムであれば、クレンジング後に改めて洗顔する必要はありません。


化粧水

洗顔後にタオルで水滴をやさしく拭きとったら、すぐに化粧水で肌を保湿します。洗顔によって、肌にとって本来必要な水分や油分まで洗い流されている可能性があるので、化粧水や乳液を使って保湿する必要があります。


美容液

美容液は、化粧水のあと、乳液・クリームの前に使います。
商品ごとに、保湿や美白※など、さまざまな役割があるので、ご自身のお悩みや好みに合うものをお使いください。シートマスクも美容液に含まれるので、使う場合は同様にこのタイミングとなります。

※......日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ


乳液・クリーム

化粧水で肌に補給した水分が蒸発しないように、最後に油分が含まれた乳液やクリームでふたをします。
べたつきが気になる方や、皮脂の多いオイリー肌の方は乳液を。乾燥が気になる方はクリームの使用がおすすめです。よりしっかりと保湿したい場合は、併用しても問題ありません。

働く女性におすすめのスキンケア

こだわろうと思えばいくらでもこだわれるのがスキンケア。しかし、仕事や家事・育児で忙しいと、朝晩のケアもままならない......。職場でのポジションの変化やライフイベントの多いILACY世代にとっての、悩みの一つですよね。
そこでここからは、毎日フルタイムで仕事をしていて、朝晩ともに忙しい女性であっても取り入れられるスキンケアのポイントを紹介します。


ポイント①朝の洗顔は時短を最優先

朝は支度で時間がなく、夜は早く寝たいのでスキンケアに時間をかけたくない......。多くの働く女性が、このように思っているのではないでしょうか?
まず意識すべきポイントは、スキンケアの最初の工程である、"洗顔・クレンジングをいかに工夫するか"というところです。

朝の洗顔は、1秒でも時短できるよう、泡タイプの洗顔料がおすすめです。泡立ての工程自体は慣れれば何分もかかるものではないですが、それでもワンプッシュですぐに使うことのできる泡タイプだと、心の余裕がかなり変わってくることでしょう。


ポイント②夜のクレンジングは帰宅後すぐに

夜のクレンジングは、"帰宅したら、元気が残っているうちにすぐ始める"のが大切です。1日頑張った疲れがあるので、夜はどうしてもひと息つきたくなりますが、「あとでやろう」と思うとどんどん先延ばしになってしまいます。
つい先延ばしにする癖のある方は、クレンジングと洗顔は【帰ったらすぐにやること1位】として決めてもよいかもしれません。
帰宅したらまず手を洗うのと同じようなイメージですね。やるべきことをできるだけすぐに済ませてしまうのが、時短につながります。


ポイント③冬でもUVケアは徹底!

時短スキンケアでもう一つ意識すべきは、そもそも肌のお悩みの原因を先回りして予防するということです。たとえば、朝のスキンケア時に毎日日焼け止めを塗っておくことで、紫外線によるシミをある程度対策できます。
シミができると、隠すためにメイク時間が長くなったり、場合によっては皮膚科に行ったり......といったように、結果的に美容にかかる時間が増えてしまいます。
将来の自分の負担を少しでも減らし、美しくいるためにも、季節を問わずUVケアを徹底しましょう。

育児をされている方におすすめのスキンケア

女性にとって「忙しい、時間がない」という状況をつくる要因は仕事だけではありません。育児もまた、仕事とは異なる性質の忙しさがあります。

ここからは、毎日の子育てでなかなかご自身の時間がとれない方に向けて、スキンケアのポイントを紹介します。


ポイント①オールインワンアイテムで工程を最小限に

アイテムにあまりこだわりのない方や、とにかく時短を最優先したい方には、1つ塗布するだけで化粧水からクリームまでの工程が完了するオールインワンアイテムがおすすめです。

子どもを育てるとなると、ずっとお世話をしなければならないだけでなく、少し目を離した隙に子どもがいたずらをしたり、泣き出したりしたときにはすぐに手を止めて様子を見にいかなければならないといった大変さもあります。
オールインワンアイテムであれば、1つの工程だけでスキンケアが完了するので、毎日忙しいお母さんの味方となってくれるでしょう。


ポイント②オールインワンは使わず「使い慣れた安心感」を優先する考えも

ポイント①と矛盾するようですが、アイテムを変えずにこれまでと同じものを使いつづけることも1つの考え方です。
なかには、一度自分で気に入ったものはあまり変えたくない方もいらっしゃるでしょう。そのようなときは無理にお気に入りのアイテムをあきらめる必要はありません。「これを使っているから大丈夫」という気持ちが心のお守りになって、結果的に日々のルーティンをテキパキとこなせるようになるという可能性もあります。
もちろん、どちらを選ぶかは人それぞれです。子育てを機にオールインワンアイテムに切り替えて時短を優先する人もいれば、ご自身のこだわりを優先する人もいます。
「母親になったから、こうしないといけない」といったことはなく、いろいろな選択肢のなかから自分に合うものを選ぶのが一番です。


ポイント③イレギュラーな肌トラブルの可能性は徹底的に抑える

こだわりがある方のほかに、敏感肌でトラブルが起こりがちな方も、今までと同じアイテムを使いつづけたほうがよいかもしれません。
肌にトラブルが起きたら、皮膚科を受診したり、ほかに合うアイテムを探したりといった手間につながります。育児は毎日やることがたくさんあるので、そのようなイレギュラーな出来事は極力起きないのが望ましいですよね。
子育てや家事の時間を最大限確保するために、トラブルが起きるリスクを避けるという意味でも、あえて今までと同じアイテム、同じルーティンでスキンケアを続けてもよいでしょう。

仕事や育児と無理なく両立できるスキンケアを

今回は、 "忙しい日々でも自分磨きをあきらめない"スキンケアのポイントを紹介しました。
仕事や育児で忙しくとも、スキンケアを完全にあきらめてしまう必要はありません。時短できるアイテムを使ってみたり、あえて昔から同じものを使いつづけて、心のお守りとすることで自分のペースを保ったり......と、工夫できることはいくつもあります。
本記事で紹介した例を参考に、真似できるポイントがもしあれば、今日からさっそく取り入れてみてください。

より健やかなお肌を維持するには、食べ物も意識して身体の内側からケアしていきましょう。
こちらの記事では、美肌づくりに効果的な食べ物を紹介しています。
肌のお悩み別!美肌づくりに効果的な食べ物とは?

※掲載している情報は、記事公開時点のものです。
ビューティーケア
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この記事は、働く女性の医療メディア
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