おなかだけ冷たいのはなぜ?大人の温活のすすめ

コラム・心地よいわたし

ふとおなかを触ったときに、冷たく感じることはありませんか?手足は温かいのに、おなかだけ冷たい状態が続く場合、内臓の体温が下がっている「内臓型冷え性」かもしれません。

自覚症状が少ない内臓型冷え性は、「隠れ冷え性」とも呼ばれています。内臓が冷え、新陳代謝が低下することで、やせにくくなったり、風邪をひきやすくなったり、さまざまな体の不調が引き起こされたりします。冷え対策や改善方法を、医療・美容記事を多く手掛ける編集者/ライターのライラさんに教わりました!



【PROFILE】

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ライラさん(40歳)

医療・美容を多く手がける編集者/ライター。気になった健康法は試さないと気がすまない性質。「ストレスを明日に持ち越さない」をモットーに、日々体を動かすことを欠かさない。最近、ボルダリングに目覚めた。

さまざまな不調の元になる、おなかの冷えに要注意!

初夏の午後、友人とカフェでくつろぐライラさん。友人の中でも人一倍、汗かきのきょうこさんは、スムージーのおかわりを頼みました。

ライラさん 「きょうこさん、冷たい物ばかり飲みすぎると、体を冷やすわよ」

きょうこさん 「大丈夫!私、汗かきだけど、冷え性じゃないのよ。ほら、手足は温かいでしょう?」

ライラさん 冷え性の中でもおなかだけが冷える『内臓型冷え性』っていうのがあって、健康にも美容にも良くないのよ。ちょっと、おなかを触ってみて」

きょうこさん 「あ、ほんと。冷たいわ...。でも、どこも悪いところはないのよ」

ライラさん 「内臓型冷え性は、自覚がないから逆に怖いの。おなかが冷えることで、免疫力が低下して、風邪やインフルエンザといった感染症にかかりやすくなるそうよ。消化機能が低下することで、下痢や便秘になりやすくなるし...。腸の働きが悪くなると、シミやくすみ、吹き出物ができるなど、肌トラブルも怖いわね」

きょうこさん 「それはまずいわね...。どうしたらいいかしら?」

ライラさん 「これから夏に向けて、深刻化しないように気を付けたいわね。内臓型冷え性の原因や予防法について、詳しく解説するわ!」

内臓型冷え性の原因と体への影響は?

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内臓型冷え性にはさまざまな原因があるわ。今回は、おもな原因を3つ紹介するわね。





冷たい食べ物や飲み物のとりすぎ

内臓型冷え性の原因のひとつに、冷たい飲み物や食べ物のとりすぎが挙げられるわね。冷たい物を飲むと、「冷たい」という刺激が神経を伝って、胃腸など消化管の血管が収縮するそうよ。その結果、消化管の血流量が減少して、消化器系の働きが弱まってしまうの。
胃腸が弱ると免疫力や代謝が低下して、風邪をひきやすくなったりするだけでなく、太りやすくなったり、お肌のトラブルを招いたりと、美容にも悪影響を及ぼすのよ。夏に向けて気温や湿度が上がっていく季節は、冷たい飲み物や食べ物をとりすぎないように注意したいわね。



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運動不足

冷え性全般にいえることだけど、運動不足も原因ね。特に、デスクワーク中心の人は要注意よ。一日中座りっぱなしで筋肉を動かさないと、腰やおなか周りの血流が悪くなってしまうの。人間は、体温を保つために筋肉を動かして熱を発生させるけど、筋肉量が少ないと、そのエネルギーを全身に届けるための力が弱まってしまうわ。特に女性は、男性に比べて筋肉量が少ないから、気を付けないとね!



ストレス

内臓型冷え性は、ストレスの影響も大きいといわれているわ。ストレスを感じると、アドレナリンが分泌されて、全身の血管を収縮させてしまうそうよ。これによって、体全体の血流が悪くなり、内臓の冷えも加速させてしまうわ。

体の内と外から冷え対策を!

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おなかの冷えを改善するには、まず温めることが大切。内臓が温まることで、消化や血流、基礎代謝、免疫など、さまざまな体の機能が活性化されて、ちょっとした不調も撃退できるわよ。おなかを体の内と外から温めるライラおすすめの温活方法を紹介するわ。



食生活を改善!体を内から温める

温活の一番のポイントは、口に入れる食べ物や飲み物に気を配ること。なるべく温かい物を食べたり飲んだりするのはもちろん、体を冷やす食材を避けることも重要よ。きゅうりやレタスなどの野菜や、スイカやメロン、マンゴーといった果物など、夏が旬の食べ物は注意が必要ね。

根菜類や生姜、ネギ、味噌など、体を温める効果があるといわれている食材を意識してとるようにしてみて。抗酸化作用のあるカリウムが豊富な緑黄色野菜もいいわよ。冷えへの影響を考慮した上で、栄養バランスのいい食生活を心掛けてね。

筋力をつければ、体を中から温めやすくなるわ。ストレッチやウォーキング、スクワットなど、無理なくできる軽い運動で、筋力アップを図るのがおすすめよ。通勤のときに、1駅多めに歩いたり、なるべく階段を利用したりするのも有効ね。無理のない範囲で続けてみて。

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体を外から温める

おなかが冷えているなと感じたら、カイロや腹巻などで、外から温めるのも効果的。おなか周りには太い血管が通っているから、外から温めることで、内臓までアプローチできるわ。腹巻は、通気性や吸汗性のある物を選んでね。

ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、体を芯から温めるのもおすすめ!岩塩や炭酸系の入浴剤で温浴効果を高めるのもいいわね。ただし、汗をたくさんかくと、逆に体が冷えてしまうから、長湯には注意してね。

冷えは万病のもと。自覚しづらいおなかの冷えは、気が付かないうちに、さまざまな体の不調へと発展してしまうわ。体を冷やさないよう、温活を意識して健康を維持しましょうね!

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