近年、注目を集めるフェムゾーンケア（デリケートゾーンケア）。更年期世代をはじめ「ケアを取り入れたい」「必要性は知っていても商品選びで迷っている」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

この記事を書いている私は、看護師歴27年、化粧品検定の資格を持つWebライターです。ライティングを手がける中で「フェムテック／フェムケア 」に注目が集まっていることを知りました。

月経、妊娠、出産、そして今まさに更年期にさしかかるライフステージに突入しています。看護師としても、ひとりの女性としても、女性特有の体と心に関する知識を身につけたいと考え「認定フェムテックアンバサダー」を取得しました。

正直、大きなトラブルを感じたことがなく、これまでフェムゾーンケアを行なっていませんでした。しかし、今回、はじめてフェムケア商品「est're®（エストール）」のデリケートソフトウォッシュ・インナージェルの2アイテムを使ってみた感想を、それぞれお伝えします。

フェムゾーンケアの必要性は感じているものの、どういうアイテムを使ったらよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ラクトバチルス乳酸菌とは？

エストール全ての商品に配合されているラクトバチルス乳酸菌は、フェムゾーン の善玉菌です。 研究や臨床試験から、その存在はとてもデリケートで、日々の生活や体のリズムによって大きく変化する、大切な成分であることが分かっているそうです。

看護師として働いていると、多くの高齢患者様が、デリケートゾーンにお悩みを抱えているなと感じていました。

認定フェムテックアンバサダーを取得した今は、年齢を重ねるごとにフェムゾーンケアの大切さが理解できるようになりました。今回はじめて自分でも実践してみて、どのくらい実感できるかが楽しみです。

優しい洗い上がりのデリケートソフトウォッシュ

エストールの「デリケートソフトウォッシュ」は、大切な善玉菌は残して、不快感は残さない、フェムゾーンケアにおすすめのソープ です。 パステルピンクのパッケージは女性らしさを感じられ、個人的に好きなデザイン。 ご家族でバスルームをシェアしていると、フェムケアをしていると知られたくないケースも少なくないでしょう。パッケージから出したボトルはシンプルで洗顔料のように見え、浴室に馴染みやすいと感じました。

ポンプを2〜3プッシュすると、モコモコしたきめ細かい泡が出てきます。しっかりとした弾力の泡で時間が経ってもつぶれにくく、ソフトな洗い心地。泡の水切れもよく、スッキリした洗い上がりです。
オレンジブロッサムのさわやかな香りがふわっと漂い、気分をリフレッシュさせてくれます。

2週間ほど使い続けたところ、フェムゾーンのつっぱり感が以前に比べて軽減しました。また、フェムゾーンの乾燥によるかゆみが落ち着き、においも軽減したように感じます。

これまで、何気なく使っていたボディーソープは洗浄力に特化しており、フェムゾーンへの使用は注意が必要です。特にトラブルはなかったとはいえ、髪には「シャンプー」、顔には「洗顔フォーム」のように、フェムゾーンは「フェムゾーン用ソープ」で洗うことは特別ではないのかも。デリケートソフトウォッシュを、毎日のベーシックにしたい。

そんなふうに考えられるようになったのも、フェムケアを取り入れた効果の1つです。

内側からのケアにインナージェル

ラクトバチルス乳酸菌や乳酸、ヒアルロン酸が配合されている「インナージェル」を使ってみた感想をお伝えします。

タンポンのようなアプリケーターから腟内にジェルを注入するという、自分にとっては初めての試み。アプリケーターは、市販のタンポンに比べ、細身で滑らかなカーブがついているため、挿入しやすそうなデザインです。

初めて使用する際、中身が出て下着に付着しないか心配だったため、おりものシートを装着し、お風呂上がりに使用しました。3時間ほど椅子に座って過ごし、ベッドに入る前に確認してみましたが「出てきてるの？透明すぎて分からない......」といった印象。朝、起きた後も確認しましたが、付着しているのがほとんど分かりませんでした。

タンポンと同じ原理なので、使いにくさは感じません。ただし、説明書に記載されていますが、アプリケーターの先端についているキャップの外し忘れに注意が必要です。タンポンと同じ感覚で、開封後、そのまま腟内に挿入しようとしてしまいそうになったためです。

アプリケーターの先端を折って切り離すタイプなので、そのまま挿入すると、腟内で折れたり、傷つけたりするリスクがあるため、忘れないよう注意しましょう。

インナージェルを含め、エストール全ての商品は無添加・ホルモン剤不使用のため、嬉しいですね。ラクトバチルス乳酸菌は、フェムゾーンの善玉菌。からだに直接届くものなので、長く続けて良さを実感できるといいなと思います。

フェムゾーンケアを日常に取り入れ自分をいたわろう

エストールのデリケートソフトウォッシュ、インナージェルは、どちらもシンプルなアイテムで使用感の良さを実感しました。

これまでフェムゾーンに関するトラブルは意識したこともなかったので、こういう商品に興味を持つこともありませんでした。しかし、実際使い続けて良さを感じています。

洗浄力に特化したボディソープによって、フェムゾーンの自浄作用にダメージを与えていたのかもしれません。正しい知識で、自分をいたわることが大切だと実感しています。 ちなみに、小学校低学年の娘と入浴しており、まだ早いかな...と思いつつ、一緒にデリケートソフトウォッシュを使い始めました。3日ほど使い続け、すでに声をかけなくても自分からボトルを手に取り、フェムゾーンを洗うようになりました。

これから思春期を迎え、女性としてのライフステージを歩む娘にも、フェムゾーンケアがあたりまえになって欲しい、快適な日常を送って欲しいと考えます。

顔や髪と同じように、フェムゾーン用のアイテムを使って、日常的にケアすることが大切です。

大切な部位だからこそ、使い心地のよい信頼できるアイテムを日々のケアに取り入れ、自分のからだに向き合っていきましょう。

est're®（エストール） ※掲載している情報は、記事公開時点のものです。