心身美食レシピ by est're(エストール)トマトときのこの酸辣湯にゅうめん

食のプロフェッショナル 管理栄養士 虎の巻
クリニックで栄養カウンセリングをしている管理栄養士の、
健康で過ごすためのちょっとしたコツをご紹介。
毎日の習慣、できるところから始めてみませんか?
お酢の力を取り入れる酸辣湯にゅうめん
疲れた体にそっと寄り添う、お酢をきかせた温かいにゅうめん。食欲がない時や、食べ過ぎた翌日に体を整えたい時にぴったりの一品です。
お酢は、食後の血糖値上昇の抑制や肥満防止、疲労感の軽減など、さまざまな健康に役立つとされ、できれば毎日取り入れたいもの。お酢をそのまま飲んで摂取するのも一つの方法ですが、料理に取り入れれば、家族みんなで美味しく楽しむことができます。
味付けのポイント
鶏ガラスープとしょうゆのやさしい味付けです。お酢とラー油を加えることで食欲も増してきます。卵とトマト、椎茸という身近な食材を入れました。チンゲン菜、小松菜などの青菜を入れたり、豆腐を小さく刻んで入れたり、自分なりのアレンジを楽しんでみましょう。
こんな方におすすめ
- 食べ過ぎた日の翌日に体を整えたい方
- 食欲をアップしたい方
- 忙しい日のランチタイムに
心と体が喜ぶ。心身美食レシピ
トマトときのこの酸辣湯にゅうめん
【材料(2人分)】
- そうめん2束(1人分乾75~80g)
- 椎茸2個
- トマト中1個
- 長ねぎ1/2本
- 卵2個
- ラー油適量
合わせ調味料A
- 水600ml
- 酢大さじ1
- 酒大さじ1
- しょうゆ小さじ1
- 鶏ガラスープの素小さじ2
作り方
- 椎茸、トマト、長ねぎは食べやすい大きさに切っておく。卵は溶いておく。
- そうめんは袋の表示より少し固めにゆで、ざるに取って水洗いをし水気を切る。
- 鍋に調味料Aと、①を加えて煮立たせそうめんを加える。そして溶き卵を加える。
- 器に盛り、お好みでラー油をかける。
栄養食材
【酢】
お酢は最古の発酵調味料と言われています。お酢に含まれる酪酸菌は腸内環境を整える働きがあります。他にも内臓脂肪の燃焼や、血行促進作用などもあるので毎日の料理に積極的に取り入れましょう。
【トマト】
トマトの赤い色素はリコピンによるもの。リコピンには体のさびをとってくれる抗酸化作用があります。動脈硬化などの予防に限らず、美肌やアンチエイジングに役立つと期待されています。
【椎茸】
カルシウムの吸収を助け、骨の健康を保つには大切なビタミンDが含まれています。ビタミンDは紫外線を浴びると増えるため、調理前に日光にあてたり、干し椎茸を使用すると、よりビタミンDを多く摂取することができます。
心身美食レシピ by est're(エストール)
「心身美食レシピ by est're(エストール)」は、
婦人科学の観点から心身の向上にアプローチし、
本来のポテンシャルを引き出すセルフケア*ブランドest're(エストール)の
会報誌『心身美食』から転載しています。
*年齢に応じた栄養補給や化粧品によるケア

recommended
カテゴリー