「私にはなかった」は本当?更年期が重い人と軽い人の違いとは

株式会社アドバンスト・メディカル・ケア
三浦 知代(専門分野:管理栄養士)
年上の方に更年期症状の相談をすると、「私には更年期なんてなかったわ」と言う方もいます。すべての人が通る時期なのに、感じ方に個人差があるのはなぜでしょうか?今回は更年期症状が重い人と軽い人の違いと相談に行くタイミングについて先生にお聞きしました。
メノポーズカウンセラーとは?
更年期と加齢に関する正しい知識をもとに、一人ひとりの悩みに寄り添い、 よりよいセルフケアや受診につなげるサポーターです。
※NPO法人「更年期と加齢のヘルスケア」認定
「私にはなかった」は本当?更年期が重い人と軽い人の違いとは
年上の方に更年期症状の相談をすると、「私には更年期なんてなかったわ」と言われて、自分の辛さをわかってもらえない......と落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。でも「更年期」は時期を表す言葉なので、誰にでも平等にやってくるものですよね。感じ方にこれほど個人差があるのはなぜでしょうか?
おっしゃる通り、更年期の時期に起こるさまざまな不調を「更年期症状」と呼び、それが日常生活に支障が出るほどつらくなると「更年期障害」として治療の対象になります。これには本当に個人差があって、ほとんど感じない方もいれば、治療が必要なほど重くなる方もいらっしゃいます。
誰にでも来る時期だからこそ、できれば軽く過ごしたいですよね。症状が軽い人や重い人に、何か特徴はあるのでしょうか?
たとえば、「まじめで几帳面な方」や「運動習慣がない方」は、症状が強く出やすい傾向にありますね。一方で、「楽天的な考え方の方」「人との交流が盛んな方」「運動習慣がある方」は、症状をあまり感じない、あるいは軽く済んでいるという印象があります。
そして一番大切なのは、「自分本位で考えていい」ということです!仕事や家庭生活に支障があるな、つらいなと思ったら、周りと比べずにその時が相談に行くタイミングですよ。
更年期症状を楽に乗り越えるための3つのポイント
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POINT 01
「まあ、いいか」とおおらかに構える
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POINT 02
適度な運動と、人との交流を大切にする
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POINT 03
他人と比べず「自分がつらい」なら相談する
メノポーズカウンセラーより
「更年期=怖い」というイメージがありますが、あくまで人生の一定の時期を指す言葉です。一人で抱え込むのが一番つらいこと。周りがどうあれ、自分の心と体がサインを出していたら、遠慮なく専門家を頼ってくださいね。運動など、できることから少しずつ始めて、一緒にこの時期を乗り越えていきましょう。
この記事を監修した人

吉形 玲美 (よしかたれみ) 医師
医学博士/日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
専門分野:婦人科
産婦人科臨床医として医療の最前線に立ち、多施設で婦人科などの診療を行う傍ら、女性医療・更年期医療のさまざまな臨床研究にも数多く携わる。女性予防医療を広めたいという思いから、グランドハイメディック倶楽部 倶楽部ドクター、2026年よりBASEGATE横浜関内クリニック 女性医療センター長として診療を行うなど、多施設で診療や予防医療研究に従事。
月経トラブル、妊活、更年期障害など、ゆらぎやすい女性の体のホルモンマネジメントを得意とする。
'22年7月『40代から始めよう!閉経マネジメント』(講談社)を上梓。
この記事を監修した人

三浦 知代 (みうら ちよ) さん
管理栄養士/メノポーズカウンセラー/睡眠改善インストラクター
専門分野:管理栄養士
管理栄養士として20年以上、病院給食の現場を原点に、病気になる前の食生活とセルフケアの大切さを発信。現在は㈱アドバンスト・メディカル・ケアに所属し、est're〈エストール〉を通じて女性ホルモンマネジメント®の普及に取り組む。メノポーズカウンセラー、睡眠改善インストラクター、「心身美食」編集長。NHK「おはよう日本」などに出演。「ベストメノポーズカウンセラーof the year 2025」受賞。
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